INTERVIEW

住まい手の声

素材を楽しむシンプルな住まい

富士宮市 N様邸２０２０年竣工

素材を楽しむシンプルな住まい

白い塗り壁風のシンプルな外観。街には富士山の湧き水が流れるまさに麓の恵まれた場所に佇むN様邸。お家のお庭から壮大な富士山が見え毎朝眺めるのが日課なのだそう。当時お子さんが生まれ、アパートではのびのびとした子育てができないと感じ、家づくりを考え始めた頃、奥様のご両親が「私たちの隣の土地にどうかな？」と言ってくれた事がきっかけで家づくりをスタートしました。「基本シンプルが好きで、あまり強い色は使いたくなかった」と言うご夫婦の希望通り、室内は白×茶でまとめられ、猫のグラくんも新しいお家を気に入っている様子（笑）。暮らし始めて１年半、次男のＲくんも誕生し、賑やかにお暮らしになっているＮ様のお家を訪ねました。

住み心地はいかがですか？

対面キッチンはいいですね。アパートでは、キッチンに立って子どもに背を向けていると「見て見て」という年頃で不便さを感じていましたが解消されました。リビング全体を見渡せますし、小上がりの畳スペースで子どもがお昼寝をしているところまで目が届きます。畳スペースは、扉を付けると開放感がなくなる気がしたので、ロールスクリーンにしました。南側の大きな窓から光が入り、リビング全体が明るく心地良いです。

気に入っている点は？

キッチン横の壁に家族の伝言ができるマグネットを設置したことです。今は主に子どもの作品を飾っています。おじいちゃん、おばあちゃんも我が家に遊びに来ると、孫の成長を喜んで見ています。玄関は、当初の計画より広くしました。庭で食事をする事が多い為、外でよく使うものを土間収納にしまっています。その分リビングは少し狭くなりましたが、玄関にゆとりが生まれ、雨具などを掛けたり、椅子を置いたりと使いやすく便利なので気に入っています。
又、玄関からキッチン、水廻りの直線と周遊を組み合わせた動線が暮らしやすく、「住んでいて楽！」と言うのが率直な感想です。