INTERVIEW

住まい手の声

家族の細やかな気づかいを感じる二世帯住宅

沼津市 M様邸 2022年竣工

家族の細やかな気づかいを感じる二世帯住宅

自転車で買い物や病院にも行ける暮らしやすい立地に建つM様の家。徒歩数十秒というところには、緑と浜風を感じられる公園もある。そんな恵まれた環境の一方で、以前の住まいは「風が吹く台風が一番怖かった」というお祖父様が建てた築70年の平屋にお父様が増築した家。平屋の家では、窓に取り付けてあった戸袋が落ちてしまい、雨戸は常に閉めっぱなしだったそう。「地震、台風にも強い家にしたいと思いました」と言うご主人の言葉からは切実なものを感じつつも、ご両親との二世帯の暮らし方をそのまま新しい家でもできるよう計画された間取りからは、家族を想う愛情が感じられる。   建て替えることとなった新居の計画はお子さんが生まれたのがきっかけとなり、早速マイホームセンターの見学からスタート。その後、熱心に家づくりを勉強するご主人を見守っていた奥様が時間の経過と共に「本当に家が建つのかな」と不安を覚えた時もあったそうだが、ご主人が調べた情報や知識にフジモクスタッフが一つ一つ対応する機会が増えていったことがご縁になり、本格的な家づくりへと進んでいった。   新居で初めての夏を過ごしたM様ご家族に、二世帯の暮らしや住み心地をお聞きしに訪ねてきました。

INTERVIEW INTERVIEW

住み心地はいかがですか?

前の家は、母家だった平屋部分と2階増築はそれぞれが分かれてて、お互いのプライベートが確保できるつくりになっていました。共有部分は洗濯機とお風呂。それらが一番遠くの位置にあったので大変だったんです。新居ではその形を変えることなくお風呂場への動線を短くし、それぞれが自分の時間が持てる前の家と同じような暮らしができる家になりました。あとは、ガス衣類乾燥機の乾太くんを使っていますが、天気を気にせず洗濯できてとってもいいですね。そして、窓を閉めるととても静か!(笑)満足です。

気に入っている点は?

2階は回遊できる間取りと趣味のスペースを作ってもらいました。本が好きなのでそこは憧れていたヌックを山小屋風にしてあって読書を楽しむお気に入りの空間になりました。また、二世帯の暮らしで配慮したこととして、両親の寝室(1階)の上には部屋を作らなかったことですね。趣味のペレットストーブは1階に設置しました。両親とともにみんなで楽しめそうです。

いつものお手入れは?

掃除機を使っています。まだ床のワックスは塗っていないですが、1・2階で面積がありますので計画的にやらないといけませんね。

これから建てる方へアドバイス

あまりこだわり過ぎない、細かなことを決め過ぎない方がいいです。
私たちの経験ですが「打ち合わせで伝えるべき要望って何かな、お任せする部分はどんなことだろうか」ということを家づくりを勉強している中で考えました。その結果「部屋数や雰囲気を伝えればいいんだ」と言うことに行き着きました。それらを伝えた後は、工務店さんにお任せることをオススメしますね。