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室内建具「引き戸・開き戸」のメリット・デメリット/富士・富士宮・三島フジモクの家

【室内建具「引き戸・開き戸」のメリット・デメリット】

 

こんにちは。営業の勝亦です。

家の機能を考える時、「どのような建具を施工するか」は重要なポイントです。どの種類のドアをどこに施工するか、今回は室内建具の引き戸と開き戸のメリット・デメリット・使い分けなどを紹介します。

 

 

メリット

  • 場所を取らず動作が楽

開き戸の場合は、一歩下がって開け閉めするスペースが必要になりますが、引き戸の場合はその場に立ったまま開け閉めが出来るので動作がスムーズになります。また、引き戸の周りに物を置いても動きの邪魔をすることはありませんので、ドアを開け閉めするスペースが作れない場所には最適です。

 

  • 風通し、明るさの調整がしやすい

引き戸の場合は、リビングと客間を開けっ放しにして一体のスペースとして窓からの光を採り入れたり、隣の部屋の建具を少しだけ開けて風通しを良くするなど、開け閉めの調整が簡単です。

 

デメリット

  • 気密性・遮音性が低い

引き戸は、構造上ドアの上下に隙間ができやすいので、開き戸に比べて気密性・遮音性がが低くなってしまいます。部屋の用途に合わせて選ぶようにしましょう。

 

  • コストが高い

引き戸は、ドアの枠が開き戸の2倍になるため、施工費用も高めになります。

 

他にもいろいろな特徴がありますが、言い換えますと「引き戸のメリットが開き戸のデメリットで、開き戸のメリットが引き戸のデメリット」になります。

建具を選ぶ基準としては、デザインの好みだけでなく日々の使い勝手、気密性、遮音性の必要性をしっかりと考えたうえで、建具を検討していきましょう。

 

(文:営業 勝亦浩二)