「注文住宅で使いやすい可動棚をつくるコツ」/富士・富士宮・三島フジモクの家
「注文住宅で使いやすい可動棚をつくるコツ」
こんにちは、インテリアアドバイザーの仁藤です。
最近、お客様との内装について打ち合わせする中で、収納するものに合わせて棚を取り付けて欲しいという方が増えています。場所は土間収納、パントリー、階段下収納、洗面室、ウォークインクローゼットなど様々です。打ち合わせの際には、収納したいものを事前に決めてあったり、収納ボックスのサイズを測ってきてくれたりと、新しいおうちでは、収納しやすくすっきり暮らしたいという思いが感じられますね。
暮らし方や、家族構成によって収納のお悩みが生まれますし、片づけしやすさは使う人それぞれ。そして、ご家族の変化によって、収納するものが変わっていくのも収納を考える中での難しさの一つです。
そんな時に便利なのが、壁にレールを固定して直接棚を取り付けて使用する可動棚です。棚受けの位置を変えることで、簡単に高さを変えることができます。ただ、便利だからといってたくさん取り付ければいいというわけではありません。決める際のポイントをご紹介します。
・棚を取り付ける場所に、まずどんなものを置きたいのか決めておく。
例えば掃除用品をまとめて収納したい場合は、下は掃除機など長さのあるものを置くので棚は上だけにあればいいといったように枚数が決めやすくなります。
・収納したいものを決めたら、そこで使用する収納ボックスを決める。
使用する収納ボックスを事前に決めておけば使いやすい棚の奥行にすることができます。
収納ボックスを揃えることで、収納内もすっきりします。
収納ボックスは概ねどんなものも規格サイズがだいたい決まっているので、事前に調べておくのもいいですね。
可動棚を上手く使う2つのポイントを参考に、家づくりの準備をしてみてくださいね。
(文:整理収納アドバイザー1級 仁藤美樹)