「フジモクが地元材をすすめる理由①」/富士・富士宮・三島フジモクの家
「フジモクが地元材をすすめる理由①」
こんにちは、営業の勝亦です。フジモクの家づくりのこだわりは、何といっても「富士ヒノキをはじめとした、地元の良質な無垢材を使う」ことです。「地元の木で家を建てる」ということにどのような意味があるのか?分かりやすく皆様にお伝え出来ればと思います。
① 森林大国日本、その現状
日本の国土面積は約3700万ha。そのうち約2500万haが森林(森林率67%)というのをご存知でしょうか?先進国の中でも大きな面積を持ち、そして約4割の森林が育成林(人工林)という森林大国です。
江戸時代から始まった針葉樹の植林ですが、戦争中に大乱伐、戦後復興で木材需要の急増で拡大造林するも供給が追いつきません。そこで国内材の供給不足を賄うべく、木材輸入の自由化がスタート。そうすると、安くて安定供給できる外材の輸入量が年々増大し、それと並行して、国内材の価格は暴落してしまいました。採算の厳しい林業はどんどん衰退していきましたが・・・、近年、政府は木材自給率を50%以上へという目標を掲げ、様々な施策を打ち出しています。令和2年の木材自給率は41.8%(前年比4.0ポイント上昇)となり、平成23年から10年連続で上昇しています。
それでは木材自給率を上げて国産材の使用を増やすことで、どのようなメリットが生まれるのか?
また次回お話しさせていただきます。
(文:勝亦浩二)