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「断熱性能の変更点と家づくりへの取り入れ方のアドバイス」/富士・富士宮・三島フジモクの家

「断熱性能の変更点と家づくりへの取り入れ方のアドバイス」

 

こんにちは、営業の田邉です。

気持ちのいい季節が過ぎ、夏が近づき暑くなってきましたね!!

さて、本日は今年の10月から新たに施行予定の「断熱等級6・7」についてです!

 

 

皆さん「夏涼しく、冬暖かい家が良い」という要望は外せないと思いますが、その辺りの断熱性能に関しての新しい基準が決まり制度が新しくなります!

ちなみに皆さんご存知かと思いますが、今年の4月1日から「断熱等級5」というのが新設されています。こちらの性能は「ZEH基準」とも呼ばれ、UA値:0.6以下というのがひとつの基準です(その他にも要件はありますがとりあえずここでは割愛します)

フジモクの家の断熱性能は、現在標準仕様でUA値が0.56近辺なので、すでに断熱等級5です。

 

2022年の10月から施行される、「断熱等級6・7」はどんな内容なのでしょうか?

静岡県(地域区分6地域)での要件を簡単に書きますと、

断熱等級6→UA値0.46以下、冷房期の平均日射熱取得率が2.8以下

断熱等級7→UA値0.26以下、冷房期の平均日射熱取得率が2.8以下

となる見込みです。

さらに、断熱だけではなく一次エネルギー消費量の削減率を等級6なら概ね30%、等級7なら概ね40%と設定される見込みです。この辺りは必須になるかどうかまだわからないですね。

 

こういう等級など性能値が明確化されていくとついついこだわってしまいがちです。

もちろん性能は高ければいい事は間違いありませんが、絶対必要ではありません。最高等級じゃなきゃいい家ではないとかではありません。性能を上げるにもお金がかかりますし、色々と使う設備など制約が出てきます。

 

 

大事なのは「自分達がどんな暮らしをしたいのか」という所だと思います。個人的には断熱等級5の家に住んでいる自分としてはすでに夏涼しく、冬暖かい暮らしをしています。

木の家に住みたい、ウッドデッキが欲しい、素敵なキッチンをつけたい、無垢の床が良いといった要望の一つとして、性能については「断熱等級○にしたい」という感じで、あくまで選択肢のひとつぐらいで考えていた方がいいです。

現在のフジモクは標準で等級5です。2年前ぐらいから断熱性能を求める方も増えてきまして約2割ぐらいの方が断熱等級6レベルを要望されます。個々に対応はできますのでなにを望むのか是非スタッフにご相談ください!

では!!

(二級建築士・宅地建物取引士・暮らし省エネマイスター 田邉 亮)