「無垢床材の話 富士ひのき、スギ、無垢材の特徴について」/富士・富士宮・三島フジモクの家
「無垢床材の話 富士ひのき、スギ、無垢材の特徴について」
こんにちは、営業の田邉です。
今日は床材の話です!
フジモクの家では主に無垢の床板を使用しています。
無垢の床板といっても多種多様な素材がありまして、その中からフジモクでは質感と雰囲気が良い「富士ひのき」と「スギ」をお勧めしています。
富士ひのき・・・言わずと知れたヒノキです!古くから社寺等で使われているように、建築用材では最適で最高の材と言われています。尊く最高のものを表す「日」をとって「日の木」という説があるぐらい、日本の代表的な木材です。富士ひのきは富士山麓で取れる桧材のことを言います。
スギ・・・杉材は日本では桧と同様に昔から日本で多く使われている木材です。終戦後、日本の全土に人工造林され、現在では国土の12%程度が植えられています。(桧は7%程度です)成長が早い、赤身がかかっている、さわやかな香り、甘い芳香が特徴です。蓄熱効果もあり、冬は床暖房のような暖かさがあります。
無垢床の特徴には、キズのつきやすい点があります。合板フローリングなどと比べるとやはりキズがつきやすいです。また、水を放置していると痕が残りやすいです。ちなみに、我が家は3歳児がいるのですが、キズは気にならなくなります。(これは人それぞれですが・・・)
それから、無垢床と合板フローリングの断面を比べると、無垢床は一層に対して合板フローリングは二層以上です。その点では実際の所、無垢床の方はすべて同じ材なのでキズがついても目立たなかったりします。一方で合板フローリングは表面の2~3㎜が床材でその下は合板になっていますので、深い傷がつくとどうしようもなく切ない感じになってしまいます。
水をこぼしたり食べ物をこぼしたりしたとしても、普通に拭き取れば痕にはなりにくいです。そのまま30分以上放置したりすれば痕になってしまうかもしれませんが、そこまで放置しないですよね?
ヒノキ、スギの節がどうしても気になる!ヒノキの白み、スギの赤みがどうしても嫌だ!という方には「オーク」「クリ」「サクラ」「ウォールナット」などなど、たくさんの無垢床があります。自分たちの好みはどういったものかをお聞かせいただければ色々と提案をさせて頂きますので、遠慮なく仰ってくださいね!!
(文:二級建築士・宅地建物取引士・暮らし省エネマイスター 田邉亮)