「床の手入れを参考に、床材選びは質感を楽しんで!」/ 富士・富士宮・三島フジモクの家
「床の手入れを参考に、床材選びは質感を楽しんで!」
こんにちは、営業の田邉です。
さて、本日はフジモクの標準仕様にもなっている無垢の床(富士ひのき、県産杉)について書いていこうと思います。
フジモクで使っているヒノキとスギの床材は基本「無塗装品」です。塗装をしていない床なので、引渡し前に「キヌカ」という米ヌカから作られているワックスを塗って仕上げます。そうすることにより無垢の質感や匂いなどをそのままに、お手入れもしやすい状態でお引渡しできます。
夏のジメジメした時でも裸足で歩くとサラサラで、とても気持ち良いですよ!
皆さん無垢の床だと手入れが大変だ!と良く仰いますが、無垢でも合板フローリングでもビニール系の素材でも、正直そこまで変わりません。どんな床でも飲み物や食べ物をこぼしたらすぐ拭きますよね?そのまま放置はしませんよね?
無垢の床で水分や油分があるものを落としてそのまま放置をするとシミになってきてしまいますが、こぼして普通にすぐ拭けばそこまでシミになりません。(こぼさないにこしたことはないです)
通常のお手入れも掃除機で問題ないです。もちろんルンバでもOK。
モップやクイックルワイパーなどはウェットタイプではなくドライタイプを使ってくださいね!
一点注意して欲しいのは床掃除用洗剤です。薬品系が入っている洗剤は変色する恐れがあるのでNGです。どうしても使いたい場合は少量を目立たない所で試してみてからお使いください。
あとは靴下やスリッパに土や砂のような細かい粒がついている状態で摺り足で歩いたりすると、粒が木の繊維に入り込んでしまうのでその辺りも注意が必要です。
色々書きましたが、床材選びを〇〇だからというお手入れを先に考えるのよりも無塗装品の無垢床のサラサラした質感、匂いを感じたいか、キズや汚れに強い工業製品の合板フローリングやビニール系床材にしたいか、が大事なことだと思います。愛情をもって普通にお手入れしていただければ無垢の床は難しいことは何もないですから。
使い分けるとしたら、トイレや洗面所にはビニール系の床材の方が良いと思いますし、ペットを飼われている方はペット用の床材もありますので適材適所で選定していけば良いと思います。
ちなみに我が家は水回りはお手入れ重視でビニール系床材でそれ以外は質感、見た目優先の無垢材です。子供がご飯を食べる所にだけビニールのシートを敷いて対処しています。手入れも基本掃除機のみ、年末大掃除の時に床を水ぶきする感じです。ヒノキの床を水ぶきすると匂いは復活してとても良い気持ちです!!
無垢床の質感を体感したい方は是非展示場やショールーム、完成見学会にお越しください!!
(文:二級建築士・宅地建物取引士・暮らし省エネマイスター 田邉亮)