「今、改めて災害に強い家が求められています!」/ 富士・富士宮・三島フジモクの家
【今、改めて災害に強い家が求められています!】
皆さんこんにちは、常務の川口です。朝晩はめっきり寒さが増し、あっという間に年末ですね。
さて、今年はなんと言っても新型コロナウイルスの蔓延に振り回された一年になりました。そんな中で、改めて『災害に強い家』が注目されました。なぜでしょうか?それは、大きな災害の際の避難所生活は「密」になるため、なるべく避けたい、つまり避難所クラスターから自分たちの身を守るためには?災害の際も住み続けられる家を!という発想からでした。
まずは、静岡県で家を建てるのに一番心配なのが地震です。フジモクの家では、建築基準法どころか長期優良住宅基準をはるかに上回る「耐震等級3」、そして構造材を過不足なくレイアウトするための計算「許容応力度計算」を実施。さらに「制震ダンパーを標準設置」というトリプルで安心な耐震性能を確保しております。
災害というと最近もう一つ心配なのが、水害ですね。水害については、土地選びの段階からが重要です。最近、全国各地で大きな水害が頻発していることから、今年の8月に法改正があり、土地を購入する際に業者が必ず行う「重要事項説明」の中に水害ハザードマップによる浸水被害想定を説明しなければならないということが決まりました。また、もう一つは、設計段階のちょっとした気遣いの重要性です。これで大きく安心感が変わります。ポイントは、GL(グランドレベル・地面の高さ)の設定です。よく私達は「敷地を読む」と言いますが、弊社の設計(一級建築士)が実際にお敷地に出向き、周辺を含む高さ関係を確認し、その上で竣工後の地面の高さを決定していきます。万一の際の浸水を起こさない為の配慮です。この地域で長くお住まいを建てていることと、同じ地元住まいのスタッフが多くいますので、周辺の川の状況など私たち独自のアドバイスさせていただきたいと思っています。
また、風害対策として、最近は軽い屋根材(ガルバリウム鋼板)を、1階の大きな窓にはシャッターの設置をおすすめしたりしています。
お住まいの災害対策は、構造体を頑強に造ることは勿論ですが、土地の選び方や設計的な視点、そして素材選びと様々な観点からみていく必要があるということです。
ちょっと難しかったでしょうか?でもご安心下さい。弊社のスタッフが分かりやすくご案内していきますね。是非お気軽にお問い掛け下さい。
余談ですが、弊社の包装資材事業部が展開するネットショップで、防災用品を扱っています。万一の際の安心を買うと言う意味でも、是非覗いてみて下さい。
http://www.ipac-fujimoku.co.jp/shop/bousai-index.html
(文:二級建築士・宅地建物取引士・暮らし省エネマイスター 川口正博)