「失敗+後悔しない「ボックス工事」ノウハウのお話」 / 富士・富士宮・三島フジモクの家
【「失敗+後悔しない「ボックス工事」ノウハウのお話」】
こんにちは、工事担当の上杉です。今回は、建てた後に「こうしておけば良かった!」という声がもっとも多い「ボックス工事」についてお話したいと思います。
ボックス工事とは、照明のスイッチやコンセントを取り付ける工事のことです。スイッチやコンセントのボックスを柱や間柱などに止めてそこに配線を送り込んでいきます。
フジモクの家の工事の流れでボックス工事が行われるのは、上棟してから約2週間後くらいです。そのタイミングでお施主様に現場で確認していただきます。「こうしておけば良かった!」という声としてよく聞かれる、掃除機をかけるのにコンセントが遠かったり、部屋の使い方などでコンセントが欲しかったり・・・など。位置と数が過不足ないかどうかは、実際の生活イメージとともに、その空間で動いてみてつかめるものだと思うからです。
例えば、下記のようなことが現場で確認できます。
・カウンターの上でパソコンなどを使うのに2つ口のコンセントでいいのか。(数のチェック)
・家具や家電によって低すぎないか、高すぎないか。(使う人との関係や位置と動線のチェック)
・お庭でのアウトドアで使う屋外コンセントはどこに必要か。(用途と位置関係のチェック)
いかがでしたでしょうか。
スイッチやコンセントで、生活のしやすさも変わることでしょう。
暮らしていくのに電気は必要不可欠で毎日使うものなので、使いやすいような配置をイメージしながら楽しんで決めて頂けたらと思います。
(文:二級建築士 上杉拓也)