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フジモクの家の外壁仕様、施工について / 富士・富士宮・三島フジモクの家

【フジモクの家の外壁仕様、施工について】

こんにちは、工務の平野です。フジモクの家の外壁仕様、施工について説明します。

 

外壁材の標準仕様として選べるのは、次のものです。

 

・パワーボード(t37mm)

・ガルバリウム鋼板(ビス止め)

・モルタル下地弾性リシン吹付けです。

玄関周りのみ、一部板張りを選べます。(10㎡迄)

その他の外壁施工も耐久性を踏まえ、お施主様の希望で出来る限りの対応をさせて頂きます。

 

施工方法(下地)は仕上げによって異なります。

 

 

・パワーボードの施工

まず柱や梁、桁の外にハイベストウッドt9mm(構造用耐力面材)を張り、透湿防水紙を張ります。その紙を押さえるようにt18mmの胴縁と言う木材をタテに釘で止めていきます。胴縁を取り付けることで壁は通気工法になります。胴縁の上にパワーボードを専用のビスで固定したら、パワーボード同士の継目等をコーキングし全体を塗装仕上げします。

 

・ガルバリウム鋼板と板張り施工

防火基準に適合させるために透湿防水紙の下にダイライトt12mm(防火認定面材)を張り、透湿防水紙、胴縁と取り付けた上にガルバリウム鋼板や板を張り付けて仕上げます。

 

・モルタル下地弾性リシン吹付けの施工

胴縁をタテに止めるまではパワーボードと一緒です。胴縁の上にアラシと言う木材を15mm程度の隙間を開けながら全体に張り付けていきます。その後、アスファルトフェルト(防水紙)を張り、モルタルを付けるためとクラック対策にラス網を張ります。モルタルを下塗り、中塗りと2回に分けて15mm程塗り付けて、モルタルの乾燥を待ちます。乾燥したら、シーラー(接着剤)を塗付して弾性リシンを吹付けて仕上げます。

 

 

モダンな感じ、スタイリッシュな感じ、可愛らしい感じ、といった選ぶ仕上げ材や色によって全く異なった雰囲気になる外壁。

屋根、サッシとの組合せでも家の表情が決まりますね。決めるのが大変な家造りかもしれませんが、こういうことこそフジモクスタッフと楽しみながら決進めて頂けたらと思います。

 

(文:二級建築士 平野雄大)