『フジモクスタッフが家造りの仲間を紹介！～(有)まるいチップ工業富士ひのき工場～』/ 富士・富士宮・三島フジモクの家
【フジモクスタッフが家造りの仲間を紹介！～(有)まるいチップ工業富士ひのき工場（旧 富士ひのき加工協同組合）～】
フジモクは約１００年前の創業当時より、大事な家を支える土台・柱に使う木にこだわってきました。木の種類と一言で言っても、その性質や特徴は数えきれないほどあります。「良質な地元の無垢材」の取り扱いにフジモクが絶大な信頼を置いている【まるいチップ工業（旧 富士ひのき加工協同組合）】の白鳥さんにお話を伺いました。
Ｑ、まるいチップさんの紹介をお願いします。
A. 木材を出荷するための山林の管理（山林の伐採・造成工事）をはじめ、各種木材の製材販売、リサイクルまで一貫して行っています。製品として使えないような枝条（しじょう）、下木（かぼく）、根株（ねかぶ）など、焼却処分されてしまうような樹木まで無駄にすることなく燃料材や製紙チップなどのリサイクル製品として有効活用しています。フジモクさんとは木材の製材販売でお世話になっています。
Ｑ、まるいチップさんの木材へのこだわりや特徴を教えてください。
A. 富士ひのき材を始めとした無垢材は、収縮や変形を少なくするための乾燥の度合いが大変重要です。使う用途によって高温減圧、低温除湿、低温高周波減圧の３種の乾燥機により徹底した品質管理を行っています。静岡県内では弊社だけしかない特殊な乾燥機もあり、見た目も美しい無垢の化粧材を作り出すことが出来ます。
Ｑ、フジモクはどのような会社ですか？
A. 日頃、注文を頂いて出荷している製品にその会社の姿勢や特徴が現れてきます。
例えば、富士ひのきですと【優良・特一・上一等・一等・等級外】といった５種に品質分けをしますが、フジモクさんは全ての材料に対し、【優良】の発注指定があります。こちらはヤング係数（強度）や含水率といった厳しい規定をクリアした最も良質の材になり、その材のみを使った家づくりには強いこだわりと真面目さを感じます。
Ｑ、これから家を建てる方々にひと言。
A. 生産者として、木の性質や特徴をしっかりと伝えられるよう、間違いのない木材をお客様へ提供していきます。そして、地元産をふんだんに使った、木の香る心地良い家が増えていってもらえるのが生産者としての願いです。
フジモクの家づくりは、「厳選された地元の無垢材で建てる木の家」です。
それにはまるいチップ工業さんの製材技術・製品を欠かすことは出来ません。今後とも良いお仕事をお願いします。
（文：勝亦浩二）
