【築30年の実家をリノベするか新築にするか】/ 富士・富士宮・三島フジモクの家
【築30年の実家をリノベするか新築にするか】
築30年前後のご実家や中古住宅を、リノベするか解体して新築にするのか良いか?
良く頂くご相談です。
実はこの答えは一概にどちらが良い!とは言えず、ケースバイケースとなる事が多いです。
今回はリノベ、新築のメリットデメリットをご紹介します。
まずはリノベのデメリット、新築のメリット。
例えば、リノベをする家が今までメンテナンスをあまり行っていない場合は、雨漏りが発生していたり、シロアリの食害が深刻な状況にあったりすると、リノベを行う前に屋根を葺き替えたり、躯体の修繕をしたりとお家の「修理」にかなりお金がかかってしまい、予算が合わない場合があります。
又、今の間取りを大幅に変えたいが、構造的に柱や筋交いがあり希望の間取りへの変更が出来ない場合もあります。
そして耐震については新耐震基準(昭和56年6月1日より適合)設計、確認申請を取得した建物については現在の基準と比べると耐震性に劣る為、長く安心して住みたい場合、耐震工事をお勧めする場合もあります。その場合、耐震計画や工事にもリノベ以外のお金がかかってしまいます。
対して新築のメリットは自分の思うような間取りを一から計画出来る事、上に書いてあるような耐震や雨漏りを気にする事無く、現在の最新の耐震基準に適合した家が手に入ります。
次にリノベのメリット、新築のデメリット。
やはりこれは新築と比べると価格を抑える事が出来るという事です。
既存建物の解体費用や登記費用、確認申請費用等の諸費用はもちろんかかりません(大規模な増築や減築工事は除く)し、実家等のリノベなら土地代ももちろんかかりません。
そして思い入れのある建物の好きな場所を活かしつつ、素敵なリノベを行う事も可能です。
味わいが出てきた床や柱を活かしたリノベはフジモクの家の得意分野ですよ。
もちろん新築並みに外観、内観を綺麗に仕上げる事も可能です。
新築よりも安く、そして味わい深い部分の残しながら大切な家をさらに愛着のある場所に変える!これがリノベの最大のメリットだと思います。
新築のデメリットは、やはりリノベと比べると価格が高い事と実家の建て替え等であれば思い出の家が無くなってしまう事でしょうか。
私が紹介したメリット、デメリットはほんの一部ですし、このケースが当てはまらない場合もあります。
お客様のご事情やお家の状態によって最適なご提案は様々です。
フジモクの家では新築はもちろん、リノベのお手伝いもご要望やご事情に合わせてご提案させて頂いています。
是非お気軽にフジモクの家の住まいのプロフェッショナルにご相談下さい。
(文:暮らし省エネマイスター・住宅メンテナンス診断士 杉山剛司)