コロナウイルスは働き方や生活様式だけではなく マイホームの間取りの考え方も変える可能性有!!
【コロナウイルスは働き方や生活様式だけではなく、マイホームの間取りの考え方も変える可能性有!!その①】
今回コロナを経験し、いろいろな方向から見て、設計として私はマイホームに関係する気になる事が2点あります。
①在宅勤務
コロナウイルスにより働き方が在宅勤務にシフトしつつあります。大きな会社によっては年末までは在宅勤務という会社もあると聞きます。実際に当社でもゴールデンウィーク前の2週間、午前と午後に2グループ分けし、出社しました。
その私の経験から見えてきたものは、普段の会社とは違いマイホームだと家族が居て、色々な音や気配・視界(TV等)が気になり集中ができません。特に小さい子どもは笑ったり・泣いたりします。怒ってもどうにもなることではないので、イライラしてしまう事もありました。
簡易的な書斎(例えば普段は一部屋でも建具で仕切れる簡易的な部屋。)を設けたら、仕事が効率的になります。
今後、新築だけではなく、リフォーム時の要望にも多くなるはずです。
個人的にはスペースは広い方より狭い方が落ち着き、効率的だと思います。リビングや寝室の一部、個室で間取りが大きく変わってきますね。在宅がさらに延びると自由に使える時間が増えて、育児や介護と仕事を両立する可能性も出てくるでしょう。
子供の世話をしながら仕事ができる間取りの要望も増えるはずです。
その②に続きます。
(文:一級建築士・宅地建物取引士 新田真善)