「フジモクのパレットとパレットをリメイクしたお話」/ 富士・富士宮・三島フジモクの家
「フジモクのパレットとパレットをリメイクしたお話」
住宅部の仁藤です。
フジモクの家の母体である富士木材株式会社は多くの木材や製品を取り扱う会社です。
http://www.ipac-fujimoku.co.jp/shop/
https://www.fujimokunoie.jp/blog/191114
http://www.ipac-fujimoku.co.jp/shop/hikkosidannshouhinnitirann.html
今回はその中の一つ、「木製パレット」についてお話したいと思います。
パレットとは、荷物を載せる荷台。工場や倉庫で重い荷物を載せていたり、トラックに荷物を積む時に使われていたりるのを見かけますね。重い荷物の運搬に使われているだけあって、耐久性は抜群です。
富士木材では、木製パレットの製造、販売はもちろん、貴重な資源を最大限に活かすために中古のパレットや再生パレットの販売や買取りも積極的に行い、地球温暖化への取り組みを行っております。
買い取ったものの一部には経年劣化による割れなどにより、破棄せざるをえないパレット材があるのも現状です。劣化というとマイナスなイメージですが、それらの木材には年数を重ねた色や、新しい木材には出すことのできない味わいがあるんです。
さて、このどこにもない味わいの木材を活かしたいと思い、まだ使用可能な箇所を切り取り、スツールやベンチの天板として再利用してみました。パレットの名残の釘穴があったり、一枚一枚違った味わいがあるので、同じものは一つもないものに仕上がりました。こちらの材料は、キト暮ラスカ内のhauskaにて販売しています。又、キト暮ラスカの木工教室で「古材(パレット材)でベンチづくり」などを開催しています。三枚目の写真は、昨年三島で開催されたイベントで、たまたまパレットを展示用什器として使われているのを見かけました。存在感があり、自由に組み立てられるパレットは、目を惹きとても可愛いブースでした。
木製パレットの詳しい説明は、こちらをご覧ください。
http://www.ipac-fujimoku.co.jp/bsns/used-p.html
(文:仁藤美樹)