【扉にハイドアを使ったスッキリした室内空間づくりについて】/富士・富士宮・三島フジモクの家
【扉にハイドアを使ったスッキリした室内空間づくりについて】
こんにちは、田邉です!本日は内装空間をデザインする際にも重要な、内装建具(扉)について書こうと思います。さて皆さん、「ハイドア」という言葉を聞いたことがありますか?
通常、扉の高さは2mが一般的です。ハイドアというのは、扉の高さが2m以上のサイズのモノを言います。例えば、2.4mぐらいの高さのハイドアにすると天井いっぱいまで扉になります。
最近ではどこに使うんだ?というような、2.7mぐらいある扉も発売されています。
建具屋さんに作ってもらうオリジナル建具やメーカーが出しているおしゃれな建具など、最近では建具の種類も多種多様になってきています。
框扉や装飾がされているなどのデザインを重視をすることもいいですが、天井いっぱいまで扉にして内観をスッキリさせるというのも空間デザインのひとつです。
去年建てました自宅でもリビング周りのみハイドアを使いました。基本は壁は白、建具も白にして目立たせずスッキリさせて、玄関とリビングをつなぐ扉だけ色がついた扉枠が無くスッキリ見える少し良いハイドアにし、存在感を出しつつスッキリとした空間にしました。自分達のお気に入り空間です!
ハイドアの良い所は下がり壁がなくスッキリして、空間が広く見えるという所ですが、デメリットとしては照明との接触に注意することや建具の反りなどの問題があります。
使う場所などを考慮しながら自分達の好きなお家を造りあげていきましょう!!
(文:二級建築士・宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー・暮らし省エネマイスター・田邉 亮)