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キト暮ラスカ5周年を迎えて / 富士・富士宮・三島フジモクの家

【キト暮ラスカ5周年を迎えて】

こんにちは、社長の川口です。

フジモクの家ショールーム・ギャラリー・ショップ「キト暮ラスカ」は今年5周年を迎え、2月16、17日に「キト暮ラスカのお誕生日会5」を開催しました。35の出店、5つのワークショップ、2組の音楽など多くのご協力をいただき、2日間で800人を超えるご来場をいただきました。ありがとうございました。

この地域でずっと仕事をやらせていただいて、みなさんに支えられて今があります。地域に根ざし、地域に貢献しながら成長してゆきたいという思いは、5年前から今も変わることはありません。

5周年という節目を迎えて、改めて「キト暮ラスカ」オープンの想いや取り組んできたことを振り返ってみたいと思います。

 

【木の暮らしを体感=ショールーム「キト暮ラスカ」の誕生】

 

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もともと、フジモクは地元の富士ひのきをはじめとした無垢材にこだわった家づくりに取り組んでいました。ショールームがなかった当時はフジモクの家づくりを多くの人に見ていただこうと「移動型モデルハウス」を何棟か建設し活動していました。モデルハウスでの接客は、良くも悪くもすぐに間取りの話になってしまうことに、何か物足りなさがありました。それよりも私たちは「木の暮らし」を感じてもらうところから入ってほしいという想いが強かったのです。

そんな中、前年に本社が移転したのを機に「キト暮ラスカ」をオープンしました。

そこで、木の家の室内空間を見てもらって『こんな雰囲気が良いな』『こんな空間で暮らしたいな』と思ってもらった人と一緒に家づくりがしたい。木の暮らしの提案をこの場から情報発信したいと思い、家づくりの提案ではなく『気持ちのいい木の暮らしを提案する情報発信の場にする』という切り口で、ショールームに様々な暮らしを提案できるようギャラリーやショップ、木工室などを併設し、「木と暮らす」をそのまま表す「キト暮ラスカ」とネーミングしました。

 

【「フジモクの家」の体験の場へ】

最初の2年は不安でしたが、そんな中でもとにかく『木とどう暮らしていくか』、『木の空間で暮らすとこんなに楽しいよ』と感じてもらえる場になるよう、そこだけはぶれずにやってきました。

最近、お客様とお話する中で感じることは、「キト暮ラスカ」に来ていろんなことを体験することで、その空間とか、スタッフのふるまいややりとりなど、いろいろなことを感じ取って「フジモクの家」の印象へとつながっているように思います。そこから「フジモクの家」が実際につくっている家の事例や品質、性能などを見学会やホームページで確認して家づくりのご相談にいらしてくださる方がほとんどのようです。当初目的としていた、フジモクは家づくりをやっている会社だというメッセージを一方的に送るのではなく、「キト暮ラスカ」の空間や暮らしのイベントなどが「フジモクの家」そのものの体験の場に少しずつなってきているのかなと感じています。

 

3年ぐらい前から、週末はもちろん、平日にも多くのお客様が足を運んでくださるようになり、『キト暮ラスカのような雰囲気の家を建てたい』と相談に来てくださるお客様がとても増えてきました(一昨年には2階に打ち合わせスペースを増設しました)。

 

お客様を含めみんなの力でここまでやってこられました。これからも「キト暮ラスカ」から木のぬくもり、暮らし提案を発信して、地域に根ざした魅力ある家づくりをお客様と一緒に続けていきたいと思います。

(文:一級建築士・宅地建物取引士・暮らし省エネマイスター 川口祐介)