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フジモクのオススメはどちらでしょう…?「平屋」vs「2階屋」富士・富士宮・三島フジモクの家

【フジモクのオススメはどちらでしょう…?「平屋」vs「2階屋」】

こんにちは、社長の川口です。
先日投稿された営業スタッフ田邉の「平屋のススメ」(https://www.fujimokunoie.jp/blog/190118)、同じく小池の「2階屋のススメ」(https://www.fujimokunoie.jp/blog/190122)。実際に家を建てた経験者が語るそれぞれの主張がおもしろかったですね。

では、今回は総括として「平屋」と「2階屋」どちらがオススメなのか、お伝えしたいと思います。結論は、どちらもオススメなんですね(笑)。
二人の主張を読むとそれぞれの理由があることが分かります。田邉邸は南側が宅地化されにくい田畑が広がり、変則な形状ながら比較的広い土地に建つ3人家族の家。小池邸は周りを建物に囲まれた高台の分譲地に建つ5人家族の家。この状況から見て、「平屋」か「2階屋」を決める要素は3つ挙げられます。
1.土地の広さ(面積、形状)
2.周囲の環境(日当たり、ロケーション)
3.家の大きさ(住人数による間取り・規模、デザイン)
なので、「できることなら平屋に住みたいけれど、日当たりや土地の広さ、家の大きさを考えると2階屋になってしまう。」という方もいらっしゃいますね。ただ、3つの要素に制約される中でも、どんな暮らしをしたいのか、優先するものは何かを整理しながら希望する家づくりは可能だと思います。ここで、それぞれのメリット・デメリットを整理しますので、是非参考にしていただき、「平屋」「2階屋」どちらか希望する家づくりを実現しましょう。

 

平屋01 平屋02 平屋03 平屋04

 
■平屋のメリット
・ワンフロアなので動線が短く移動が楽。
・階段スペースが省け、生活が上下に分断されない。
・平面的な広がりが出るので、家が広く感じられる。
・1階で生活が完結しているので、老後が安心。
・2階の荷重が無いので、構造的に安定しやすい。
・高さが低いので、壁や屋根などのメンテナンスが容易で、費用も安く済む。
■平屋のデメリット
・土地に広さが求められ、前面に高い建物ができると陽当たりが悪くなる
・同じ延べ床面積だと2階屋より割高になる。

 

 

2階屋01 2階屋02 2階屋03 2階屋04

 
■2階屋のメリット
・限られた土地でも庭や駐車スペースを確保しやすい。
・1階と2階で生活を分けたり、段差を活かしたレイアウトにしたり、空間の自由度
が高い。
・吹き抜けを利用した縦に広がる空間がつくりやすい。
・総2階など、建物の形状の工夫で建築費が割安になる。
■2階屋のデメリット
・階段スペースが必要で、生活動線が長くなりがち。
・2階など高所のメンテナンスが困難で、費用も掛かる。
・老後の生活に際して、リフォームの対応が必要になる場合がある。

メリットデメリットは、平屋と2階屋で相反するところが多いのですが、大切なのは「どんな暮らしをしたいのか、優先するものは何か」です。それを叶えるために家づくりを工夫していけばよいと思います。

 

 

2階屋+平屋01 2階屋+平屋02
最後に、私のオススメは、吹抜でつながる2階屋に1部庭につながる平屋をつくるという組み合わせです笑)。
そして、「平屋」と「2階屋」のどちらを希望される方も、一度「フジモクの家」でご相談されることをオススメします!
(文:一級建築士・宅地建物取引士・暮らし省エネマイスター 川口祐介)