フジモクの家 施工事例~コンパクトでも豊かに永く暮らせる住まい①~
【コンパクトでも豊かに永く暮らせる住まい①】
静岡市清水区の中心部、大通りからちょっと入ったところに佇むブラウンの外観のT様邸。リビングの前には芝を一面にしきつめた庭があります。コンパクトでありながら環境の良い立地と様々な工夫でゆったりと豊かに暮らすT様ご家族を訪ねました。
Q1.住み心地はいかがですか?
A.洗練されたデザイン住宅や大きなリビングのある家にもともと興味がなく、雰囲気や使い方をアレンジしたり家族のつながりを育む間取り、天井をやや低めに抑えたシンプルな木の家が希望だったので、その夢が叶いました。快適に過ごしているのは、コンパクトながらも開放感と富士ひのきの香り、無駄のない間取りだからかなと思います。以前住んでいたマンションでは、子どもの走る足音や声を気にしながら生活をしていましたが、それが全くなくなり、この子たちにとっても住みやすい家になったんじゃないかなと思っています。親子でラクに過ごせる様になりました。
Q2.気に入っている点は?
A.ヒノキで造ったオリジナルの階段です。皆で集う1階のリビングから2階の各々のプライベートな空間へつなぐ階段なので、角度デザインまで妥協せずこだわり抜きました。そのおかげで我が家のシンボルになりました。洗面室の隙間を自分でDIYしたり、愛着のある家具や雑貨で空間をコーディネートしたり、必要最小限のモノで暮らしを楽しんでいます。木の窓枠、造作家具、ヒノキの幕板で仕上げたバルコニーなど、細部まで木の家の良さを感じています。木の家は静電気がこないのも安心して過ごせます。
次回に続きます。
(文:川口昌子)