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職人のへぇ~と思える話「かなづちのはなし」

職人のへぇ~と思える話 「かなづちのはなし」

職人さんが使用する道具のひとつの「かなづち(金槌)」。皆さんのお宅にもひとつくらいは有るのではないでしょうか。また無くても使った事が有るという方はたくさんいらっしゃると思います。

 

現場手加工風景01 - コピー

現場手加工風景02

 

【かなづちとは?】

・鉄製の槌のことでトンカチ、げんのう(玄能)、ハンマーなどさまざまな名前で呼ばれています。

・種類もたくさんあり釘を扱うもの、瓦を割ったり、レンガ、ブロックを割ったりするときに使用するものなどがあります。

皆さんが使用する場面としては、釘を打つときが多いのではないでしょうか。釘を打つといえば大工さんです。

 

【大工さんが使うかなづちについて】

大工さんが使うかなづちは両口げんのう、略してげんのうと呼ばれているものです。ツーバイフォー工法(2インチ×4インチの木材と合板を使って箱状に空間を作って、家を作る工法)の大工さんが使用する西洋スタイルのものは、ネイルハンマーと呼ばれています。実は皆さんが使用したことが有るのもこの両口げんのうが多いと思います。

 

【かなづちの豆知識】

 

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かなづちの釘を打つ面は良く見るとそれぞれ違っています。片方が平らで、もう片方はふくらんでいます。それには理由があります。平らのほうは釘を打ちやすいように平らになっています。始めはこちらで打ちます。そして最後にふくらんだ方で打つと木にかなづちの跡を付けずに、しっかりと打つことが出来ます。ご存知でしたか?かなづちを上手に使って何か自分で作ってみてはいかがでしょうか。フジモクでは定期的に”木曜日は木の日”と題しベンチや子ども椅子をつくる木工教室を行っております。ぜひご参加をお待ちしています。