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【日本の森林の話~静岡県の森林で育まれた木を使う③】/ 富士・富士宮・三島 フジモクの家

【日本の森林の話~静岡県の森林で育まれた木を使う③】 

 

静岡県の森林についての3回目です。前回、「静岡県の森林」というテーマで、地元富士山麓の森林とそこで育まれた「富士ひのき」のお話をさせていただきました。今回は、静岡県中部地域の森林とそこから伐り出される木材「オクシズ材」のお話です。

 

【フジモクの家が、「富士ひのき」と共に使用している木材「オクシズ材」とは?】

 

もちろん、富士ひのきと同じ静岡県産材です。静岡県にお住まいの方なら、なんとなく聞き慣れた感じがしませんか?名前の由来は「奥静岡=オクシズ」です。そこは静岡県の中部を流れる大井川、安倍川、藁科川などの流域は、長野県との境になる南アルプスの峰々から駿河湾の平野部に渡って豊かな自然が残る山間の地域です。オクシズは、天然林と共にスギ、ヒノキの人工林も分布しているため、そこから伐り出されるスギ、ヒノキを「オクシズ材としてブランド化が進められています。

 

【フジモクの家の骨組みを形成する、富士ひのきとオクシズスギ】

 

フジモクの家では、この地域の特徴である高温多湿な気候風土と、肥よくな土壌に適した良質なスギが産出されることに着目し、梁や桁などの構造材、特に仕上げにそのまま表れる部分にオクシズスギを利用しています。また、静岡市内の製材工場とネットワークを構築しており、その協力工場で製材、乾燥された木材を直接仕入れることで、品質面、コスト面共に自信をもってお勧めする木材を選定して使用することができています。

富士ひのきの土台、柱、筋交いと組み合わされたオクシズスギの梁、桁、間柱の木組みはとても美しく、強度も保証された安心できるフジモクの家の骨組みを形成しているのです。

 

次回は、「静岡県の森林」、静岡県天竜地域の森林とそこから伐り出される木材のお話をします。