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木造住宅は地震に弱いというイメージがありますが、決して弱くはありません。
地震の振動エネルギーは建物の重力に比例するため、重い建物ほど大きく揺れます。
木材は鉄やコンクリートに比べて軽いので、同じ大きさの建物では木造は一番揺れません。
しかも、木材は曲げの力にも強いのです。同じ重さでの材料の強さを比較すると、圧縮に対する強さは鉄の約2倍、コンクリートの約9.5倍、引っ張りに対しての強さは鉄の約4倍、コンクリートの225倍もあります。
鉄やコンクリートは、ある一定以上の曲げの力が加わると突然破壊しますが、木材は少々の曲げの力が加わっても耐久性があり、また同じ状態に復元する力があります。
地震などの大きな力を受けたときも、ある程度変形しながら力を逃すという特性があるのです。硬く・固くではなく、しなやかに 柳に雪折れ無し と言った所でしょうか。
続いて火災についてですが、意外にも火災に強いんです。
木材は、表面が炭化すると内部まで燃焼しない性質があり、一定以上の断面を持つ太材は火災に耐えることができます。
鉄やアルミニウムは加熱すると3~5分で強度が著しく低下しますが、木材は15分経っても約60%の強度を維持します。
私の友人が消防隊員をしておりますが、木の家の方が救助に入るのに怖くないと言っておりました。
古来より伝わる『地震・雷・火事・親父』少なくとも2つは木造の家は大丈夫!と言えますね。
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