フジモクの家ものがたり、はじまります T様の家⑧ / 富士・富士宮・三島 フジモクの家
8.【上棟】 T様の感想
上棟式。
決めなければいけないことがたくさんあるなかで上棟式の準備、正直なところ面倒だなぁといったところでした。
それでも家を建てる為の、一生におそらく1回であろう大事な儀式の上棟式。近所の方から情報を収集したりして、なんとか準備完了!
当日はたくさんの大工さんがわが家の為に暑い中来て下さいました。
建前が始まると木を叩く音がひびき、大工さんたちのイキの合った職人技で骨組みが出来ていきます。すでにセットして運ばれてくる家とは違い、目の前で大勢の大工さんの力でわが家の為に命がけで作って下さる!本当に感動です。木を叩くトントンと鳴り響く音は、一生忘れないと思います。
上棟は2日間にわたって行われました。現場はアパートから子どもたちを園まで送る途中にあるのですが、翌日はそこを通りすぎるときはすでに屋根部分がついて、現場監督さんが元気に屋根の上から手を振ってくれました。子供たちが、ワー家になってきた~!!と喜んでいました。主人が会社から早めに帰宅して現場に入って、夕方に上棟式が行われました。式は、女は屋根に上がれないとのことで下からの見学。主人と長男に祈願してもらいその後近所の方を招いて餅まきを行いました。
餅まきは屋根の上からまくので、真上から雨のようにジャンジャン降ってきます。紅白のお餅の他はお菓子まで!
屋根の上から、棟梁が長男を抱いて、子どもの手から餅まきをさせてくれました。長男も忘れられない思い出となったと思います。鉄骨でも上棟式はやるそうですが、在来工法で大勢の大工さんがわが家を造って下さる光景は、目にやきつき「トンテンカン」と鳴り響く音は忘れられない音となりました。
式を終えて、在来工法にして良かった、一生この家を大事にしたい、大好きな家を建てるぞと気合が入りました。
【文:T様より】