フジモクの家 施工事例 ~思い出がたくさん詰まった実家・大規模リノベーション~ ②
今回は、前回掲載した富士宮市の閑静な住宅街にあるO様邸の第2弾です。
(①はこちらから http://ameblo.jp/fujimokunoie/entry-12277213052.html)
「自分が生まれ育った家をなんとか蘇らせてほしい」というO様のご要望のもと、構造体である柱・筋交い・梁桁はそのまま残し、設計士と現場監督とで綿密な調査・検討を踏まえプランのご提案をいたしました。
O様は毎日多忙な生活をされている中、たとえ限られた時間であっても打合せに時間を割いてくださったおかげで、理想的な間取りを実現することが出来ました。
また断熱性能を良くする為、サッシは新たに取り付けをし、味わいのある元々の木製サッシも活かしています。昔ながらの二間続きの和室は、一間は格式のある客間へ、もう一間は別の空間とつなげて大空間のリビングへと変わりました。和室にあった押入れも、扉を外し造作のTVボードへと様変わり。至るところに造作収納をつくりO様の生活にあわせた収納計画になっています。もちろん、住宅設備も全て一新いたしました。在来型の浴槽もユニットバスへ作り変え、洗面台・トイレ・キッチンなども最新のものを取付けました。
そして、建築中にはリノベーションだからこそ、という出来事がありました。リビングの天井をばらしたところ、味わいのある梁・桁が出てきたんです!急遽計画を変更し、梁を露出した勾配天井とした、より素敵な空間も手に入れることに。
O様のお宅はお庭計画もあわせてご提案をしています。旗竿敷地であるO様のお宅は玄関までのアプローチが長いため、季節を感じる木々を植えたり、元々ある木を活かしたり、移植したりとこちらも大規模に作り変えております。メインの南のお庭もO様の思い出がたくさんあり、物干しスペースだけでなく、木や草花などを多く植えています。
毎日多忙な生活を送るO様。打ち合わせのためには、どんなに忙しく、少ない時間でも必ず時間を割いてくださり、話し合いを重ねました。私たちも、そんな姿から新しい住まいへの惜しみない熱意、愛情を感じ、結果的に理想のプランができたのも、O様のそんな姿勢があったおかげだと感謝しているんです
フジモクの家の理念である『つくる楽しみ』を存分に味わって頂き、納得いくお家が完成しました。