【コロナウイルスは働き方や生活様式だけではなく、マイホームの間取りの考え方も変える可能性有!!その②】
【コロナウイルスは働き方や生活様式だけではなく、マイホームの間取りの考え方も変える可能性有!!その②】
前回の続きです。その①はこちらから>>https://www.fujimokunoie.jp/blog/200804
②手洗い
新型コロナウイルスは感染者が咳やくしゃみをしたときに、口や鼻から飛び出す飛沫を直接吸い込んだりすることはもちろん、ウイルスが付着している手指が眼、鼻、口の粘膜に触れることによっても広がっていきます。
そのため、「手洗い」は新型コロナウイルスに対する重要な感染対策となります。
外出からマイホームに帰宅した時、洗面がリビングを通らないと行けない場合、ドアノブ・壁等あちこち触ることになり、コロナウイルスが付着する恐れがあります。
「手洗い」は新型コロナウイルスに対する重要な感染対策です。
玄関近くに手洗いを設置するとすぐ手を洗うことができ、子供の手洗いの習慣も身に付けることもできます。
要望は必ず増えてくると思います。
間取りを考えるときにも2か所に洗面台を設置するとコストアップになりますので、脱衣室との分離の要望が増えると思います。
在宅勤務は私たちの暮らし方や家族の関係について、そして家づくりにも大きな影響があったと思います。
住まいにはこれまで当たり前とされていた“暮らす幸せ“ の内容を、根本的に考え直す必要性も求められてくるのではないでしょうか?
(文:一級建築士・宅地建物取引士 新田真善)