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「日本の森林の話②~地球の自然保護のため、使うため」

「日本の森林の話②~地球の自然保護のため、使うため。」

前回(日本の森林はこちらから)では日本の森林の構成のことをお話ししました。針葉樹と広葉樹といった樹木の分類、天然林と人工林といった分類について。そこで、今回は前回の話を振り返ってお届けしたいと思います。

 

【森林にまつわる豆知識】
日本の森林を構成する樹林のお話をしてきましたが、日本のおもな森林の中に、日本三大美林と言われる美しい森林があります。その日本三大美林にも、天然林人工林のふたつがあるんです。
天然の日本三大美林は青森ひば、秋田すぎ、木曽ひのき(長野県)。

人工の日本三大美林は吉野すぎ(中件)天竜すぎ(静岡県)、尾鷲ひのき(三重県)。
他にも、白神山地のぶなの原生林や屋久島の屋久杉は世界遺産に登録されている美しい森林がありますね。
針葉樹林と広葉樹林の他に両者が交じり合って分布する混交樹林もあり、様々な様相を見せる日本の森林。とても興味深いですね。

【適材適所で木を使おう】

 

 

山の木は自然環境のことや私たちが時折山を訪ねて「癒される」ような意味ではたくさん生えているのが望ましいですね?一方では、建築材料として二次利用といった形で私たちの身近な存在でもあってほしいもの。
この「バランス」を保つことがとても大切ということを知ってほしいと思います。丈夫な木が育つよう間伐を行い育った木は、例えば、みなさまご存知の通り私たち工務店が地元の木を使った家づくりをする、ということもバランスを保つための一つになるんです。食べ物で言えば魚や野菜と同じ様に、一本の木もいろんな活躍の場所で使われることを願っています。

 

 

なので、成長した木がいろんな用途(適材適所)に使われるようにと、人工林には建築用の木材として利用するのに適した針葉樹がたくさん植えられ育てられているです。

 

 

上記の動画は、6月3日フジモクの家森林ツアー富士山麓にて「富士ひのきの植林作業」を行っている様子です。